CONCEPT STORY

 

 

 

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  刻々と溶けていく月の光。

 

 気付けば周囲はゆらめきだして、見慣れた路地も蜃気楼。

 

 まるで絵本の世界に迷い込んだような。

 水彩画の中を歩いているようなふわふわした感覚。

 

 

 やがて現れるのは、アンティークな雰囲気の小さな雑貨店。

 

 

 さあ、その手を伸ばして。扉を開いて。

 

 

 

 

 

 

 いらっしゃいませ。

 ようこそ、幻想雑貨店「Moonlit World」へ。

 

 

 

 

 

 

 

 足を踏み入れると、そこはまるで美術館。

 

 

  幻想的な淡い青紫色の照明。

 

 不思議な色の液体が入った硝子小瓶。

幻想的な光彩を放つ結晶や鉱石。

 

美しい装丁が施された絵本や書籍に、幻想的な絵画。

 ドライフラワー入りのボトルランプ。

 

店の中央には巨大な月球儀がそびえ立ち、

背面には大きな薔薇窓のステンドグラスが輝く。

 

 そのステンドグラスから差し込む月の光が、

店全体に神秘的な陰影を生み出し、

店全体を影絵めいた不思議な雰囲気に仕上げている。

 

 目に入るどれもが美しく、

まるで妖精市にでも迷い込んだような気分だ。

 

 

 

 

「いらっしゃいませ、どんな夢をお探しですか?」

 

声の先には、店番の少年。

  

 

「絵画の中で迷子になる?幻想小説を耽読する?

それとも身に着けられる夢や幻をご所望かな?」

 

 

謎めいた言葉とともに涼やかに笑う。

 

 

「ここは知る人ぞ知る幻想雑貨店『Moonlit World』、

さあ選んで。そして、見つけて。キミだけの宝物」

 

 

 

 ダレカの日常を装飾する。

 ダレカのナニカが変わるように。

 君がキミでいられるように。

 とびっきりのファンタジーとヒミツをあげる。

 

 

「大切なのは夢見る心と遊び心」

 

 

 

夢も幻もたっぷりご用意。

〝なんでもない日〟を〝特別〟にする魔法をかけて。

 

 仕掛け絵本をめくるような感覚で、不思議な店内を、

どうぞごゆっくりお楽しみください―。

 

 

 

 

 

 

「日常に小さな幻想を」

 

Moonlit World

水斗-Mito-

 

 

  

※本文章は 小説『幻想雑貨店「Moonlit World」』のダイジェスト版です。

全文は以下twitter記事に掲載してあります。よろしければどうぞご覧ください。